その方は、なんか「明るいF2.8だからコレに決まり」みたいな勘違いをしていましたが、明るさよりも一本で何でも撮れる事が、蔦子さんの撮影スタイルの場合最も重要です。レンズ交換でシャッターチャンスを逃す危険など、蔦子さんが犯せるはずがありません(笑)。単焦点&大口径ズームを必要に応じて使い分けるのは当然ですが、依頼されての撮影とか、目的がハッキリして機材を用意出来るときの撮影ならいざ知らず、日常付けている一本は、間違いなく28〜300。少々暗くても、写真部員ならなんとでもなります。一本で何でも撮れる事こそ、リリアンの生徒である事を最大限に活用している蔦子さんにとって最も重要な事です。

 それとまあ、もし明るい標準ズームを使うのなら、最近出たシグマのではなくて、定番トキナーのAT-Xシリーズから選んでいて欲しい物です。これは、予想ではなく願い(笑)。昔から「安くて、しかも良いもの」という定評の有るトキナーAT-X。写真部員の蔦子さんなら、「純正は高いからトキナー。写りも良いし♪」と言って欲しいです。シグマの28〜75も軽くて良いレンズなのですが、バスの中で携帯メール打ってる今どきの女子高生には似合うと思うのですが、「ランデブー」なんて単語の解説をしている蔦子さんには、今一しっくり来ません(笑)。

 まあ、異論反論オブジェクション等々いろいろあると思うのですが、これが私の結論です。私の得られる限りの彼女の情報と、私の持つ写真の知識と写真部員としての経験、そして独断と偏見(笑)、それらを統合しての私の推測です。弱点はあるのですが、それはここでは上げません(笑)。作品自体が内包する問題なので、あえてあげつらうべき事柄ではないので。・・・誤解の無い様に言っておくと

 写真についての考察は、完璧です(爆)。



■2005.1/末:晴れ
「蔦子さんのカメラ B:〜リアルな解析〜」

 はい、長々と書きましたが、前の項の文章は、全てファンタジーです(爆)。

 ファンタジー。夢、絵空事。「夢追いつづける事が俺のファンタジー」と某創世王が言っていましたが、いつまでもそんな事は言っていられません。そろそろリアルな話をしたいと思います(笑)。

 蔦子さんは、ミノルタのカメラを使っていません。もちろん、キャノンも、ニコンも、ペンタックスも、オリンパスも。彼女の撮る写真は、現行の技術で作られたカメラでは、およそ撮影しきれません。彼女の使っているのは、現実には存在し得ない素敵カメラです。

 アムロ・レイが如何にニュータイプであっても、乗っていたのがボールではその能力を開花させる事無く宇宙に散っていったでしょう。コアファイターの発進時のGで気を失ったくらいですから、空軍でセイバーフィッシュに乗っていても、早々にドップあたりに落とされていたと予想されます。”RX-78ガンダム”が有ったればこそ、彼はニュータイプである事を世に認められたのです。同じく、彼女の能力に見合う機体が存在してはじめて、彼女は”写真部のエース”として名を馳せる事が出来るのです。実在のカメラに彼女の愛機を求める事こそ、女々しく儚げな夢物語。リアルでガチンコな話をするのなら、実際に彼女が使えるカメラのことを論ずるべきです。そこには、カメラ知識の入る隙など有ろうはずもありません。

 そう、ガチンコのオタク知識で議論を展開です(爆)。
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