ミノルタだけは、フラグシップ機のα9に内蔵ストロボを装備させていました。このα9、人によっては「プロ用って言っても、使ってるプロ少ないだろ?フラグシップ機じゃなくて上級機じゃん(笑)」などと、大っぴらに陰口叩く馬鹿もいましたが、紛れも無くミノルタのフラグシップ機です。それも、他メーカーに無い機能を満載した極上の。

 外付けストロボが必要なら付けて使えばいいのは、内蔵が有る無しに係わらず同じです。内蔵ストロボが有ったら、外付けは付けたらいけないなんて法はありません。有るとちょっとした時に便利なんだったら、有った方が良いに決まってます。いざという時、役に立ちます。

 内蔵ストロボが有ると、ペンタ部の構造が圧迫されファインダーが見難くなるというのが、ちょっと前までの通説でしたが、α9のファインダーの見易さ、マニュアルでのピントの合わせ易さは定評があります。結局、内蔵ストロボ付ける事のデメリットは、何も無いんです。ようは、他のメーカーは慣習と格式で付けないんです。・・・蔦子さんなら、実用本位のミノルタが好きそうでしょう?

 あ?ペンタの内蔵ストロボ?・・・Z-1Pが現役なら話は別ですが、もう補修部品もメーカー切れし始めましたし、MZ-Sは上級機と言うより中級機かと・・・え?「ミノルタと差別してる!α9と同じだ!!」ですか?・・・ゴメンなさい、昔から、シャッターユニットをカテゴライズの基準にしているんです、私。1/8000以下のシャッターユニットを装備しているのは上級機と認めない事にした方が、世の中迷わなくて良いんで(笑)。10年前ならいざ知らず・・・ねえ(笑)?かねがね、「早くMZ-1を出してください!」と思っていたんですが・・・デジタルになって、もう絶対有り得ませんしね(汗)。


 でまあ、メーカーはミノルタで決まり。次はクラスの選定ですが・・・これも中級機以外無いだろうと(笑)。蔦子さん合理主義者ですから、重くてゴツいフラグシップ機よりも軽めの中級機を選ぶでしょう。機能も、実のところ中級機種で何でも撮れます。最近のカメラは良く出来ているので、無理に高いスペックの物でなくても機能的には十分です。というか、入門機種でも、十分上級者の使用に耐え得ります。入門機でも、十分です(爆)。

 ですが、写真を趣味なり部活なりで本気ではじめようと言うのなら、それなりの覚悟というか、心構えが有るものだと思います。写真を始めるのなら、写真をやっていない人よりは上手になりたいはずです。ならば、上手になってからも使っていける、一つ上のクラスのものを手にしたいと思うのが自然な流れでは?人から与えられたのではなく、自分で選ぶのなら、そう思うはずです。最初のカメラは人のお下がりでも、2台目は、自分で買うカメラは少しだけでも良い物を選ぶはずです。まあ、蔦子さんの場合無闇に高いのを選ぶよりは、使う機能さえ付いていれば十分と、あっさり中級機種に決めるのでは?上級&フラグシップ機には無い”軽さ”と言うのは、中級機種の大きな武器です。校内で常にカメラを身に着ける事が前提の蔦子さんなら、コレも大きなポイントです。

 α7というカメラ自体の持つ優位性というのもあるのですが、その辺は今回パス。メーカーとクラスから、蔦子さんが使ってて最も違和感が無いのがα7ではないかと、私は判断します。

 あと、レンズですが、メインレンズは、確実に、間違いなくタムロンの28〜300oXR 。Diは有っても無くてもそれほど関係無し(笑)。シグマの28〜75oF2.8を付けていると推測していた方もいましたが、多分それは無し。いや、持っているかも知れないけれど、普段付けっぱなしなのは28〜300。

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