●2004.4/後ろの方:晴れ
走〜しれ〜♪ペガ〜サス〜〜♪
消し飛べ(笑)、高〜か〜く〜〜♪
剣〜んと〜♪○〜とで〜〜♪♪
主人を、守〜も〜る〜〜〜♪
・・・はい、前ページで長かった前振り終わり。
こっから、60時間以上に渡ってプレイしたFateについてのアレやコレやに入ります。前振り、面白くないから読まなくてもいいですよ?
・・・って、後になって言うな(笑)。
というか、微妙にネタバレの危険性をはらんでいる可能性があるので、読まない方が良いかも知れません。
・・・なら書くな(爆)。
ちなみに、解いたのは現時点でセイバー・凛・桜ルート共にトゥルーエンドのみです。セイバー・凛ルートはグッドエンドがあると思うので、ご注意を。
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●2004.4/後ろの方:晴れ
本作品の看板ヒロインであり、メインとなる物語のヒロイン、セイバー。ゲームを未プレイの人は、間違いなく彼女がヒロインと信じて疑わない事でしょう。
いえ、Fateが本来彼女と主人公”シロウ”の物語である事は、疑いの無い事実なのですが、ヒロイン三人の物語を一通り体験すると・・・一番不遇な扱いなのが彼女。下手をすると”一番つまらない”と言われかねない危険が(笑)。もちろん、そんな事を言うフトドキ者の元には、私のサーバント”上様(笑)”を派遣して考えを改めてもらう事決定ですが(爆)。
彼女の物語は、最初から最後が決まっています。悲恋とか悲運と言うかいうのではなく、その結末にたどり着く為に彼女も主人公も戦っていきます。そこに、未来はありません。完結した物語、読み終わったら静かに本を閉じ、しばらく無言で表紙を眺めて居たくなるような、そんなストーリーです。
読後感を味わう、物悲しいストーリー。完結しているからこそ、”その後”はありません。結晶化した、美しい物語。言葉で上手く伝える事は出来ませんが、だからこそ、”その後”を渇望する人たちには、一番最初に忘れ去られてしまいそうな物語のヒロインが、彼女です。
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