それ以上の高速シャッターでストロボを使うにはどうすれば良いのでしょう?答えは簡単。光っているのが一瞬ではなく、高速シャッターでスリットが移動している間中光り続けていれば良いんです。ちなみに、これは最新の技術でも何でもありません。昔々のマグネシウムを焚いていた頃のカメラには、X接点とFPの両方の端子がついていたりします。マグネシウムは燃えている間中光り続けますので(笑)。
で、このFP発光をすると昼間にストロボで補助光を当てながら高速でシャッターを切る事が出来ます。ポートレートでは、絞りは開放気味で撮影する事が多いので、必然的にシャッタースピードは速くなります。ここで、X接点1/250sの縛りが入ると、いささか不便を感じることになります。で、FP発光が力を発揮すると。
・・・結論から言います。
使い物になりません、FP発光(笑)。
確かに高速シャッターは切れるのですが、FP発光すると電力のチャージにしばらく時間がかかります。ほぼ全力発光に近い光り方をしているのでしょう、考えてみれば時間がかかるのも当然です。通常の日中シンクロの発光では極弱い発光しかしないので、4〜5枚連写しても光り続けてくれたりします。
西館屋上では通常のシンクロの方が沢山撮れて良いです。
・・・判断基準は全てソレなのか、俺(笑)。
|
|
|
ガイドナンバー固定なのは、発光部のズームで調節できますが、発光量そのものは変更できません。ちなみに、F5・F100ともにシャッタースピードの最高速1/8000s・X接点1/250(F5はカスタムで1/300が可能)とシャッターユニットのスペックはほぼ同等。ついでに言うと、F801についても同じスペックだったりします。FP発光が不要ならばSB-28はただの小さなSB-24(元々持ってるヤツ)でしかありません。授業料にしては高かったかも。まあ、小ささ代と思って良しとするか。
で、いろいろと書いて来ましたが、文章にまとめるとだんだんと頭が整理されてきました。SANチェック失敗しましたが、もう大丈夫です。後悔しているかですって?とんでもない!大満足です。なんせ、
私、恒久的狂気に苛まれていますから(笑)。
クトゥルフねたも通用するのでしょうか・・・?
●2002.6/半ば過ぎ:晴れ
F100の慣らしも兼ねて、オフロードのバイクレースを撮りに行ってきました。で、物は試しとコゲラを撮るので引っ張り出していたシグマ400mmF5.6を持って行きました。F801ではAFが使い物にならず、ほぼマニュアルで使っていたレンズです。
・・・バイクがあたりまえのように追えます。おそるべし、F100。 |
| 次へ> |
|