のが分かります。と言う事は、接続自体は上手く言ってるのに、HDD内のDOSが立ち上がると認識できてない。だったら、MOを認識した時点で、MOからDOSを立ち上げてしまったら?

 実際、MOディスクをドライブに入れたまま気付かずにリセットしたところ、NO SYSTEMの表示が。コレはいけます!引き取った周辺機器の中に、HDDがあります。繋げれば動くはず。入っているWIN95を立ち上げて、起動ディスク作成モードで何とかしてDOSのシステムディスクをMOに仕込む事が出来れば、「電源オン→MOドライブ認識→MO内のDOSで起動」が出来るはず。

 …早速試してみました、が、HDDを認識しません。原因を究明しようにも、「元々壊れている」可能性すらあります。諦めてネット上で打開策を探す事に。98DOSの5.0以上がダウンロードできればMO起動策が使えるのですが、そんな違法かつ需要の無いものが落ちているとも思えません。そもそも私のUG技能はそれほど高くはありませんし、あったとしても絶対見つけられません。ただ無為にさまよっていると「内蔵ターミネーターでは上手くいかない事もある」との書き込みを発見。

 この記述にいちるの望みをたくし、外付けのターミネーターをつけようとするも、手持ちの物では端子の形状が合わない事に気付く。買いに出るか・・・。

 ここで、ふと思い出しました。SCSIは、ID:0番から順に認識する事を。まさかな、と思いつつ、試しにIDを0に変えて起動してみる。…MS-DOS5.0AがMOドライブの存在を見事に認識(笑)。

 ボードがIDの確認をしている事実と、MOドライブのディフォルトIDが4と言う事に、すっかり囚われていたことが敗因ですね・・・ハァ。

★2002.3/半ば過ぎ:晴れ
「昔撮った記念図鑑」

 無事MOも繋がり、実際のサルベージ作業に取り掛かる。この為にDOSフォーマットのMO 540MBを用意してあります。540MB、かつて「何入れるつもりだ?」といわれたHDDの容量の、実に2倍の容量です。ハァ…。

 FD(フロッピーディスクではありません)を立ち上げ、Fドライブ(MO)にディレクトリを作ろうと…あ、FDじゃ出来ないんだっけ。DOSプロンプトからMDコマンドを打って作ろ…あ、ディレクトリの名前が良くないな。消すのはリメイクディレクトリだっけ?そー言えばファイルマスターUやフィルメンテならディレクトリの削除ができたはず。ありゃ?立ち上がらない。あ、Cドライブ(DOS5.0)のAUTOEXEC.BATにゃ、TOOLやBATのパス通してないんだっけ。えーと・・・。あ、ドライブごとのコピーはファイラー通さずにXCOPYでやった方が良いか。スイッチは/Sの/Eだったな確か。

 今となっては何の役にも立たない知識が、すらすらと出てきます。

 いや、今は役に立っています。確実に、今だけ(笑)。

 その後、無事今のDOS/Vマシンで昔のデータを無事見る事ができました。が、ドキュメント(*.DOC)を開こうとするとワードが立ち上がって「バージョンが違います…」となるのがウザくて仕方がありません。この感じ・・・久しく忘れかけていた感覚。堕落してしまった私に、しばらくぶりに触ったかつての愛機が思い出させてくれました。マイクロソフの横暴への怒りを(笑)。.DOCを盗むな!ウキー!!
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