げる人は、オタク的レベルの高い人が多いです。ひじりれいさんのヤサコ×イサコ本なんか最高。

 では、私的一押し作品が「電脳コイル」なのかと言えば・・・そうなのですが、「一番楽しんでる作品」は別なのかも知れません。言い方があいまいになってしまうのですが、”一番楽しい”のは、別の作品。メタルファイターMIKUとはまた違うベクトルの楽しさなのですが、私が惹かれるのはそんな感じの外れた要素の部分の多い作品。人には勧めませんし、面白いかと問われれば答えに窮するのですが・・・一番楽しい作品は、「ギガンティックフォーミュラ」です(笑)。


2007.9/末:晴れ。
「 おもしろいよ、GF。」

 登場するメカを、全て異なったメカデザイナーにデザインさせる事で、放映前に話題を起こそうとした作品だったそうですが・・・そこん所はよく知りません、というか私的に見るべき所はそこでは有りません(爆)。まず、第一話のOPから視聴して・・・私の心をいきなり鷲み。シリーズ構成・脚本、きむらひでふみ !!・・・まさか、この人の名前をこんな所で見る日が来ようとは(爆)!

 え〜と、80年代後半以降とかのSFっぽいマイナーなラインの、かつて私が大好きだった「サイバーコミック」とか「ハイパーゾーン」とかのカテゴリーの人。サイバーコミックに直接描いてはいなかったとは思うのですが、雰囲気として。別に「マシンヘッド」でも「C-LIVE」でも「SFアニメディア」でもいいですよ?あ、この類のラインの人達を馬鹿にするのはゆとりちゃんのやることなので、一端

のオタクを気取るなら注意する事。士郎正宗はこのラインど真ん中(笑)。私にとって、そんなラインの人の名前を久々に見たと思ったら、いきなりそんな役職。鷲掴みにもなろうと言うものです(笑)。

 で、内容が、エヴァ物かつGガン物(爆)。ラーゼフォンやファフナーで、パクリでは無くジャンルとして確立されてしまった”エヴァっぽい”物の一つではあるのですが、それプラス、Gガン(笑)。初めて見ましたよ、”Gガン物”って。

 HDDに録画してあったのを視聴する前に、某○葉の掲示板でたまたま”絵がひどい”といった書き込み&キャプチャー画像を見ていたのですが・・・「そうでもないよ?」というのが、初見時からの私の感想。いや、別に贔屓とか無しで、このキャラデザやデフォルメも、癖は強いけどコレはコレでありかと。確かに、”萌え記号”は意図的に排除された絵柄ですので、萌え記号の羅列を見てその総量に対して脊髄反射的に「萌え〜萌え〜〜」とか言っている人には不評でしょうが、ちゃんとそれなりに萌えを意識した造詣もされています。まあ、実験的な試みも多々行われている辺りが「サイバ〜」な世代のラインな訳で、それも私が楽しんでいる要素なワケですが(笑)。

 話の展開は、中盤ハッキリ言ってタルイです。そりゃあ、12体もデザインされたロボットを登場させないといけないわけで、全部が直接主人公達に絡むのも普通は無理ですから、”共有感応システム”なるもので他のロボット同士の戦いとか搭乗者の事情とかを見させるわけです。設定上は無理の無い理由付けがなされていますが、実際に話にするのはちょっと無理(笑)。その間、話がタルくなります。まあ、その設定重視で話の展開がやや難あり
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