前置きが長くなり、かつ、偏見が一杯入った文章を連ねてしまいましたが(笑)、要は画素数と同じで、精度が高ければ高い方が良いのは確かだけど、D200で必要十分を満たしているので、買い替えのポイントには、私にはなりません。

 よって、感度の点でのみ惹かれるというか、結構そこのポイントは高いのですが・・・いきなり買い替えというには足りません。

 その他、惹かれる点を上げておきますと・・・前にサラッと書きましたが、D200が「上位機種」だったのに対し,、D300は「DXフォーマットのフラグシップモデル」に格上げされています。これは、購入意欲を刺激するポイントです(笑)。

 元々フラグシップのD3がフルサイズの”FXフォーマット”とされた為に、今まで通りの”DXフォーマット”の最上位機種という位置着けです。・・・こう書くと「何か、取って付けただけで大した事なさそう」と思われるかも知れませんが、マニアうなずきものの確固たるフラグシップ機です。

 だって、視野率100%ですから。

 普通の人には何のことだかピンと来ないでしょうが、これが一眼レフのフラグシップ機の必須条件です(笑)。いや、別に100%でなくてもいいとは思うのですが、そういう事になっています。というか、視野率100%で無いフラグシップ機を出してもフラグシップ機と誰も認めてくれません。逆に、へぼいカメラの視野率を100%にして”フラグシップモデル”と銘打てば、みんな「何てへぼいフラグシップ機なんだ!」とちゃんと認めてくれます(笑)。

 実際、D200の防塵防滴機能は優れていましたし、D300とその能力は変わらないでしょう。筐体に見た目ほとんど変化ありませ

んから。ただ、D200はフラグシップ機のD2系より下位に当たる”上級機”の役割を担った機種ですから、100%の視野率は不要。というか、そこで差別化を図る必要があった物が、今回のD300
の格上げで晴れて100%の視野率搭載となったと判断できます。

 でも、昔から”上級機愛用者”の私としては、視野率100%でなくても困らないと言うか、むしろ98%位のほうが使い易い(笑)。フィルムの時は、フィルムの端数%はプリント時に”フィルムをガイドに抑える部分が必要な為”写真にはなりませんでした。丁度、ファインダーで見たままくらいがLサイズプリントで、上下左右に気持ちだけずらし幅があると言った感じ。

 デジカメ一眼でも似たようなもので、ファインダーで見たギリギリより少し余裕があったほうが、指先とかがはみ出る危険を抑えられて助かったり(笑)。まあ、これは考え方の違いでしかないのですが、とにもかくにも、フラグシップ機は視野率100%です。

 あともう一つ。何気にD200とD300の大きな違いで「流石はフラグシップ機だなあ。」と思わせるのが、連続撮影性能。ボディ単体では秒5コマ⇔秒6コマと一コマ差・・・それでも大きな違いではありますが・・・ですが、バッテリーグリップを付けるとD300は秒8コマまで行きます。このスペック!そして、バッテーリグリップでコマ数がこれだけ大きく変わると言う事こそが!フラグシップ機の証とも言えます。

 ・・・書いていて、今気が付いたのですが、バッテリーの持ちってどうなんでしょう(汗)?D200は、一応1回の充電で2000枚以上私は撮れますが、バッテリーの持ちはニコンでは良くない方です。バッテリーは同じものですが、D300になって画像素子がCCDから
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