AFは同じ新開発のセンサーが使用されており、測距点も同じ51点。AF性能はほぼ同じと思われますが、ペンタ部自体が違いますし画像素子の大きさから来るミラーボックスのサイズが違うので、同じを部品を使っているわけではないかと思われます。・・・実の所、どうなんでしょう?

 今までは、カメラのクラス毎に発色やシャープネス当の”絵作り”の傾向が異なっていて、ある意味それも”クラス分け”の一部でした。上位機種は抑えた発色でシャープネスも控えめにしたのが標準状態で、”素材”としての画像を生成するよう作られており、入門機種等の下位機種になる程、ぱっと見鮮やかでくっきりした絵の、彩度高めのシャープネス強めにチューニングされていました。それはそれで良いと私は思うのですが、一般のユーザーさんには思いのほか不評だったみたいです。曰く、「D200のサブ機にD80を使うと発色が異なっていて困る。」と。

 私は、サブ機はD70なので世代がそもそも違うから、発色が違うのは当たり前。D70の方がホワイトバランスや露出補正にもシビアな判断が求められるので、「同じ調子で撮影」と言う概念自体が欠如していました(笑)。もう一台のメイン機のFinePix S5Pro に至っては、そもそも「フジフィルムの発色」という異なった絵作りを求めて使っている機種ですので、2台下げで同じ絵が撮れたら、それはそれで困るわけで(笑)。お互いを補完する為に、D200とS5Proを使っているわけですから。

 ただまあ、多くのユーザーの要望を反映したと言う事でしょう、キャノンと同じ、各機種統一された絵作りが行われる操作系が導入されました。まあ、それはそれでかまわない事です。

 さて、それでは各々の機種毎の感想というか妄想を、言いっぱなさせていただきましょう(笑)。

 まずは、D300から・・・私の現在のメイン機の一台、D200の後継機種です。


2007.8/浮ついた1週間:晴れ。
「 D300、とりあえず買わない(笑)。」

 D300、私の使っているD200が正統に進化した後継機。値段はほぼそのままに、より進化したデジカメ一眼レフの上位機種・・・いえ、フラグシップ機に格上げされています☆

 画素数は、1000万画素から1200万画素に、最低感度がISO100からISO200になった分、高感度っでの撮影能力が高くなっています。連続撮影能力はボディーのみで秒5コマから秒6コマに、バッテリーグリップを着けると秒8コマと大幅にコマ数が稼げます。D200はコマ数自体はバッテリーグリップで増えなかったので、この辺のパワーアップが顕著かも。AFは新開発のセンサーとなりD一桁のD3と同じものが使われます。AF制度の向上だけではなく、測距点も51点と大幅に増えています。コレだけのパワーアップを図り、価格はD200発売当初の販売価格20万円とほとんど変わらない22〜23万円が予想されます。

 以上の大幅なパワーアップを踏まえたうえで・・・

 結論、買わない(爆)。

 だって、D200もってるんだもん。

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