今日の彼は、シンちゃんの乗機デスティニーと同格の主役級ガンダム”ジャスティス”です。キレて突っかかって行ったはずが、ぶちキレたラブコメ男に逆に全殺しにされてしまいます(笑)。ええ、生きてはいますが半殺しではなく全殺し(爆)。主人公としての存在意義とか何かとか、全部ぶっ殺されてしまいました。

 まあ、そんなダダッ子はさっさと片付けて、アスランはムゥさんと共に最後の戦場に向かいます・・・無傷で(笑)。情けなくて、拍手してしまいそうです。

 つまるところ、今までシンちゃんが偉そーに出来たのは、全てモビルスーツの性能と、アスランの思いやりの賜物だったという事が暴露されてしまいました。歯牙にもかけられていません、シンちゃん。全く最終局面でのアスランに対する抑止力になっていません。まあ、人の良いアスランを足止めするくらいの役には立ちましたが、せいぜいそんな感じ(笑)。アスランの見せ場は、その後のレクイエム破壊シーンで、まあシンちゃんはその前座かと。

 それにしても、なすすべもなく達磨にされたデスティニーが、不憫と言えば不憫です。番組タイトルにもなって、主役メカとして生まれてきたはずなのに・・・蓋を開ければフリーダムにとって食われてますし。最終回予告でもマリューさんのコメントは、「明日を信じて、飛べ!フリーダム!!」でしたし(笑)。それもこれも、全てシン之助の不甲斐なさが原因です。あやまれ、デスティニーに謝れ(笑)。

 そうして主人公達によって物語がラストに向けて盛り上がっていくのを、成す統べもなく呆然と眺めている”元”主人公。ありえない、まっとーな物語ではありえない光景です(笑)。ああ、だからガンダムSEEDデスティニーは面白いんです♪

 物語は、”影の主人公”ラクス・クラインの手駒”真の主人公”キラ・ヤマトが、ディランダル議長と対峙して終焉を迎えます。議長の「ワタシ自らが出る!」が無かったのが少々残念と言えば残念ですが、それなりに感動的にまとめてくれます・・・すくなくとも、破綻はしていませんし、納得できるラスト。ある意味驚異的(笑)。

 そんな物語とは無縁のところで、呆然とルナマリアさんと抱き合ってレクイエムが崩壊していくのを眺めるシンちゃん。あまりと言えばあまりな立ち位置ですが、ここまでくるとある意味感動的です。いや、マジで。良い悪いは別として、この泣きながら抱き合い終わりを見守る二人のシーンは、なんだかわからない感動を与えてくれます。まさに、デスティニーまじっく(笑)?マジで、本気で、ガンダムSEEDデスティニーを私が楽しんでいるのと同じベクトルで、このシーンはえも言われぬ味わいが有って感動的です。

 ”唯の仲間キャラ”から”最後の戦闘の敵”にまで乗りつめたレイちゃんと同じく、”唯の仲間キャラ”から”ラストのヒロイン”まで出世したルナマリアさんには、幸せになって欲しいものです。シンちゃんには、これからはアスランのように頑張ってもらいたい物です・・・今後の人生、主人公は無理でもラブコメ担当主人公には成れる可能性は残っていますから・・・ねえ?アスラン(爆)?

 あ、ステラさんの幽霊はいらないと思います(笑)。SEED最終回の幽霊になって改心したフレイさんと同じ。いらない。それより、マユちゃんは?すっかり忘れてないか、シン之助?それに、沈んだミネルバから退艦する時、誰か携帯取りに行ってくれるやついるのか?最終回近辺、天狗になって友達のメカニック連中引かせてたからなぁ・・・。

 もしかしたら、シン・アスカは自分の主人公としてのヒーローポ
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