もともと、次に買うとしたらF100しかないと考えていましたし、何かのきっかけがあれば・・・あった訳です、今回(笑)。
先の二つ以外にも理由はありまして、新しく発表されたレンズに絞りリングが搭載されていない事もボディーブローの様に効きました。
元々、ニコンとペンタックスは昔のマニュアルレンズも今のAF機に取り付けれるようになっており、昔ながらの絞りリングがレンズに付いています。このリング、カメラまかせで撮るには無用の長物で、通常はカメラ側のダイヤルで絞り値も操作するようになっています。で、最近はこのリングを省いた「Gレンズ」と言うラインナップが出来ました。これ、単にコストダウンの為に要らない物を省いて安くしたと言った感じで、いわゆる「安物」のレンズのお墨付きだったんです(笑)。
ところが、新しく発表されたGレンズのラインナップには、手ぶれ補正(VR)やら超音波駆動(AF-S)やらの、そうそうたる「むっちゃ高い」レンズが並んでいます!言われてみれば、これらの機能は現行機種でしか使えません。一世代前のカメラですら対応して無いんです。つまり、今のカメラでしか使えないんだから、古いカメラ用に付けてる絞りリングは要らないだろう、と言う事です。
理屈ではわかるのですが、なんか、少しだけ、寂しい気がします。古くからのユーザーを今まで切り捨てなかった事が、私がニコンを使っている一番の理由です。もちろん、これで切り捨てられたわけではありません。ですが、今回思いました。いつの日にか切り捨てられてしまうんだろうなあと・・・。
ここらで、F100の説見を。このカメラは、ニコンの上級機に分類される一眼レフカメラです。この上にフラグシップ機(いわゆる |
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最上位機種)のF5があります。プロ御用達のF5ですが、私が使うには致命的な欠点があります。
高くて、重い(笑)。
ええ、高くて買えません(笑)。ま、それは置いとくとして、気軽に持ち歩くには大きすぎます。例えば、西館屋上(それ重視かい!)。カメコオンリーの人はどうだか知りませんが、本売ったり買ったり仮装(私のはコスプレとは言えない…)したりとただでさえ荷物が多くなります・・・あの会場で。現状の機動力は何としても確保しなければなりません。
あと、機能的な面でも私はF5は必要としません。F5とF100の違いは、モードラのパワー(連続撮影のコマ数)と露出にRGBがあるかどうかくらいです。モータースポーツをメインで撮るわけでもないですので、秒8コマも必要ありません。というか、4.5コマも撮れれば私には十分すぎます。露出にしても、実際に車体の色で露出が左右されないと言うRGB認識の凄さは見せてもらいましたが、露出はマニュアルでしか撮らない私には、関係ない凄さです。そもそもDタイプのレンズあまり持ってないので、この機能使えませんし(笑)。今まであるレンズを全て使うことが、私のカメラ選択の基準になります。砂漠やアマゾンで使う予定も無いので、防滴・防塵性はF100レベルで十分です。
ここで、先に述べた「絞りリング」が、ようやく関係してきます。
使えないんです、F5。絞りリングが。
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