あ〜もう何なんだ!

 確かに、最前列で突っ立って撮影していたら、後ろの人の邪魔です。それは分かりますが、ずっと突っ立って撮影する気はありません。速力が戦力を私は旨とします。コスプレイヤーさんの意識を捕らえる事に成功したら、4〜5枚パパッと撮って、すぐに終わらせます。他の人より早いです、コンデジでアレコレする人の2〜3枚よりも早い。ここで、コミケで、そういう風に撮り方を特化してきました。ツブヤキ君がコミケに来始めるはるか前から、私はコミケで、どうしたらスムーズに、迷惑掛けないように撮影できるか考えながら撮り続けているんです!

 きっと、ツブヤキ君からしたら、立つ事=秩序を乱す悪なのでしょう。ですが、その悪は、撮影する側主体の価値観での話。一列に並び、順番にコスプレイヤーさんを無言で黙々と撮り続けるスタイルのコスプレイベントの暗黙のルール・・・ここはコミケです、そのルールは「全イベント共通」ではありません!!その事が、分かっていない。

 いかに、コスプレイヤーさんに負担をかけずに、その上で、後で見せた時に喜んでもらえるような良い写真を撮るかに腐心すべきと私は思うのですが。

 コスプレイベントの走りといえば、もちろんコミケなのですが、コスプレイベントが乱立し”並びで撮る””待った以上は、沢山黙々と撮る”といったルールが逆に禁止されているコミケは、ルーツでありながら異端となっています。で、メジャールールしか知らない類の御仁は、場の雰囲気を読むとか、コミュニケーションを取るとかが苦手な人が多く・・・というか、まったくその気が無い人が多い(汗)。


 もちろん、コスプレイヤーさんの中にも色々な被撮影スタイルの人がいます。意識を向けた人に2〜3枚、あるいは撮り終わるまで付き合う人・・・元々多くはこのスタイルの人。中には、撮られなれた感じで、端から端までグルッと目線を順に流して行き、また順番に戻して一人一枚でグルグル目線を回す人もちらほらいます。

 後者の人は、意識的に一人に集中する事をさけていますから、そもそも意識を捕まえる事自体が無理です。その時には、最前列なら私は立ちません。時間がかかりますが、2〜3往復視線がするのを待ってその枚数撮り、一旦離れて、今度は囲みの後ろの方で立って、また視線が2〜3順するのを待ちます。時間がかかりますが、そのスタイルに合わせます。

 前者なら、経験の浅い撮影者には間合いとタイミングが難しいかも知れませんが、”意識を向けてもらう”事が出来たなら、全身からアップまでパパッと一気に数枚撮って、御礼を言って手早く終わらせます。コレが理想。

 まずは、相手の様子を見ることです。コスプレイヤーさんがどう言った感じで撮影されるタイプなのか、あるいは自分の前に居るカメコがどう撮影するつもりなのか。例え目の前で立たれて一瞬邪魔と思っても、すぐ撮影を終えて場所を代わりますから、私なら。その方が、撮影するカメコにとってもすぐ前に行けて良いでしょう?

 その場のルールを読まず、自分のルール=我を押し通そうとする、”俺が俺が”の困ったチャンが幅を利かせつつある懸念があります。さてさて、今後どうなる事やら・・・。
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